ムナック「そうですか・・・よかった・・・」
自分が答えると同時に、両手で顔を隠し、急に泣き出し始める。
ブリジット「すみません、もう少し早くこられるとよかったのですが・・・」
その言葉に首をぶんぶんと振りながら、大きな声で泣く。
そんな彼女を、自分は何も言わずに、ただじっと泣きやむのを待っていた。


ラグナロク・オリジナルストーリー第十七話―死



ブリジット「さて・・・すみませんが、まずは他の方々を脱出させて頂きますね」
ムナックが泣きやむのを確認した後、不意に後ろを向く。
ブリジット「貴方方は最後となってしまいますが・・・ご安心を、絶対にここから出してあげます」
不安がらせない様に細心の注意を払いながら、優しく言う。
そして、他のモンスターが捕らえられている所に行きかけた時、後ろから声をかけられる。
ムナック「あの・・・」
今にも消えてしまいそうな、かすれる弱弱しい声。
前に出しかけていた足を引っ込める。
ブリジット「・・・なんでしょうか?」
後ろを振り向かずに、続きを促す。
ムナック「あの、よろしければ・・・その・・・仲間達の・・・遺体を弔ってあげたいのですが・・・」
途中から、泣き声に変わる。
ブリジット「・・・亡骸につきましては、こちらが責任をもって弔わせて頂きます。ご安心を」
ムナック「・・・ありがとうございます」
自分よりも、苦痛に耐えかねず逝ってしまった仲間の事を思いやる。
そんな彼女の健気さに心打たれつつ、彼女をここまで苦しめたコーヴァに対する黒い感情が自分の中で生まれてきていた。
ブリジット「・・・」
モンスター達を不安がらせる様な表情はできない。いつも通りの表情をしなければ。
これだけが、彼の脳を支配していた。



ブリジット「ふぅ・・・さて、と・・・貴方が最後ですよ」
2〜3時間が経った頃だろうか。
モンスター達の姿はすっかりなくなり、最後のムナック達も残す所先程のムナックのみとなった。
ムナック「は、はい・・・」
檻の出口から手を差し伸べ、躊躇いながらも自分の手を掴んだ。
その手も、外見と同じく細々としていて、生気があまり感じられない。
ムナック「・・っとと・・・あれ?」
ふらふらと、おぼつかない足取りをしている。
ブリジット「・・・少し疲れたので、休憩しませんか?」
ムナック「あ、はい・・・」
あせあせと、一生懸命に声を返してくる。
思ったよりもこのムナック、心、体共にまいっている様であった。
自分が来て、表情を唯一明るくさせたムナック。それは、自分を知っているから。
自分達をいつか必ず助けに来てくれるという考え・・・つまり、希望があったという訳だ。
他のモンスターの様に希望を捨ててしまった方が精神的には幾分楽だったかもしれない。
それを、彼女はしなかった。自分が来る日を捕まった日からずっとまっていた。
もっと早く来れば・・・
その言葉だけが、何度も自分の頭の中で流されていた。



ムナック「少し・・・お話をしてもよろしいでしょうか?」
不意に、沈黙を破るかの様にこちらに弱弱しく微笑みながら、ぽつんと呟く。
ブリジット「あ、はい・・・どうぞ」
急に振られたので、少し声が上がってしまう。
ムナック「貴方様の存在は・・・私の叔母から聞いておりました。おとぎ話みたいな、不思議なお話・・・」
目を閉じながら、まるで昔を懐かしむかの様に笑う。
ムナック「貴方様がその話の中の人物だという事は、頭の帽子に付いてある札ですぐにわかりました」
自分のムナック帽に付いてある札に、急に視線を向ける。
ムナック「この札には、被った者が過ごしてきた人生そのものを、鮮明に記憶するという力が備わっております。どうやら昔からずっと愛用されている様ですね」
顔を近づけ、自分の目の前にある札を尊い物でもあるかの様に、丁寧に手に取る。
ブリジット「・・・ええ。これはとても大事な物ですから」
ムナックの頭にぽん、と手を乗せながら微笑をうかべる。
それにつられて、ムナックも少し笑いをこぼす。
ムナック「お話通りですね・・・なんででしょうか、本当に貴方が人間であると思えない・・・そんな変な感じがするんです」
自分でも言っている事の意味がよくわかっていないのか、苦笑を浮かべる。

ドン!

不意に、ドアの方から大きな音が鳴り響く。
コーヴァ「ど、どういう事だ・・・?」
ムナックを自分の後ろに回る様促しながら、ドアの方に視線を向ける。
そこには、頭を抑えながら回りを見渡すコーヴァの姿があった。
少し錯乱状態に陥っている様にも見える。どうやら、他の三人がやっている作戦が上手くいっているのだろう。
息も少し荒い・・・ここまで走ってきた様だ。
ブリジット「となると・・・逃げてきたか」
小さく呟く。
ブリジット「彼等には帰って頂きましたよ・・・元いる世界にね」
片手を広げながら、ゆっくりとコーヴァへ近づいていく。
コーヴァ「貴様・・・貴様がやったのか・・・」
鬼の様な形相をしながら、こちらを睨めつける。
自分がより近づいていく中、腰にあった短剣を抜く。
コーヴァ「貴様だけでも・・・殺して・・・やるっ!」

シュッ!

抜いた短剣を、軽く振り投げる。
その先は・・・
ブリジット「ちぃっ!」
短剣の標的にされたのは、気絶しているヤファ。
軽く舌打ちをしながら、ヤファの方へ思いっきり飛び込み腕を伸ばす。

キィン!

金属と金属のぶつかり合う音が、部屋に響き渡る。
自分の篭手に弾かれて、短剣が床に転がっていく。
コーヴァ「何でモンスターごときを助けるのか・・・貴様の考えは理解できんな」
ムナック「ひっ!」
凍りつくような声が上がる。
声のした方向を見ると、そこにはムナックの首元に片手剣をちらつかせるコーヴァの姿があった。
コーヴァ「・・・その場に武器を置いて、こっちにこい」
勝ち誇ったかの様な表情を浮かべながら、こちらを見ている。
武器を地面に置き、相手の要求通りに手ぶらで近づいていく。
近づくにつれ、ムナックの怯える表情が目に飛び込んでくる。
ブリジット「いやはや・・・久々ですねぇ、貴方みたいなゲス野朗は」
コーヴァ「おお怖い・・・それ以上近づくなよ」
言われるがまま、ぴたりと足を止める。
相変わらずにやにやと笑いながら、見下した様な目をこちらに向けている。
コーヴァ「こんな道具の為に命張るなんてな・・・本当に貴様の考えている事はわからん」
ブリジット「・・・道具だと?」
ぴく・・・と体を震わせ、表情は笑顔を浮かべているのだが、何か冷たい笑い顔へと変わる。
ブリジット「もう一回その言葉を使ってみろ・・・貴様の命の保障はしませんよ?」
微笑の裏にある、おぞましい威圧感を放つ何か。
あまりの威圧感に、コーヴァが一歩後ろへと下がる。
コーヴァ「貴様にこれ以上付き合ってはこちらが持たんな・・・死んでもらおう」
余裕の表れなのか、諦めているのか・・・表情を先程からまったく変えない。
表情はただ一つ、微笑。
まぁそんな事どうでもいい・・・やっとこの・・・王国を今までずっと揺るがしてきた存在、そいつを討つ事が出来る。
そんな事を考えていると、不意に自分が笑っているのに気がつく。
無意識の内にこの事を喜んでいるのだろう。
そうだ・・・国という正義の名の元に、こいつを討てる。
こんなに使命感に満ちた事は他にそうとないだろう。
素晴らしい・・・素晴らしすぎる。この満足感、冷めぬ内に国王へと伝えよう。
口を吊り上げながら、剣を相手の胸に向かって標準を合わす・・・そして。
コーヴァ「消えろ・・・国を今まで脅かしてきた悪魔が!」



いつからだろう、ブリジットさんといるのが楽しいと思い始めたのは。
人と戦うという行為を止め、人であるブリジットさんと旅を続ける。
今まででは、とても信じられない行為。
でも、現実として確かにある。
そして、それを喜んでいる自分がいる。
ブリジットさんは時にふと、誰に見せない様な表情をする事がある。
何か思いつめたような・・・そんな、難しい表情だ。
何か悩んでいるのかな・・・自分じゃ相談役にならない様なお話かな・・・
役に立ちたい。彼の為に何かしてあげたい。
彼の中で自分が何か意味のある存在で在りたい。そうすれば・・・そうすれば、いつか来てしまうかもしれないお別れがなくなるかもしれないから。
人とモンスターが一緒にいる事を、世間では「ペット」などと呼ぶらしい。
自分はペットと考えられているかもしれない。でも、それでもいい・・・一緒にいられるなら、何でもいい。
でも、ペットというのは飼い主がいらないと感じたり、飽きたりすると捨てたりするらしい。
ブリジットさんはそんな事はしないはず・・・ううん、しない。
お別れは嫌・・・一人ぼっちは嫌。
前みたいな生活に戻るのは嫌。
でも、このままずっと自分がいつか捨てられてしまうのではないかと怯えるのも・・・嫌。


そうだ、今度勇気を持ってブリジットさんに聞いてみよう。
何て答えるかな・・・
ブリジットさんなら、いつも通り笑顔で「今更何いってるんだい?ヤファ」と笑ってくれるはず。
それで、私が少し顔を赤めていつもの様に一日が過ぎる。

そんな毎日がずっと続くといいな・・・



ヤファ「ん・・・」
周りの寒さに、少しだけ体を丸める。
ヤファ「あ、あれぇ?」
見た事ない部屋。真っ暗で何も見えない。
何で私はこんな部屋にいるんだろう・・・
ヤファ「あ、そっか・・・」
急に、先程の出来事が頭の中を高速で駆け巡る。
そうだ。ブリジットさんが説明もなしにいきなり変な事をして、世界がぐるぐる廻っている様な感覚に捕らわれて・・・
それで・・・気絶しちゃったみたい。
いきなりあんな事をして・・・まったくもう、文句の一つでも言ってやろうっと。
そう思った時、不意に鼻につく嫌な匂いがした。
鉄くさい血の匂い・・・あまりの不快感に、手で口元を塞ごうとする。
そう、塞ごうと・・・してた。
ヤファ「え・・・あ・・・」
目の前で起きている出来事が理解できず、声を上げているしかできなかった・・・否、理解したくなかった。
目に飛び込んできた光景・・・
胸を剣で突き刺され、体をまったく動かさないブリジットの姿。
突き抜いた剣の先から滴り落ちる鮮血。
その姿を笑いながら眺める騎士と、がくがくと体を震わせながら泣いているムナック。
さらに、剣をえぐる様にくるくると回す。
ぐちゃぐちゃ・・・生々しい肉が切られていく音が聞こえた。
ブリジットの口元を、ツー・・・と血が流れている。

ずる・・・

小さく音をたてながら、剣が抜かれていく。
倒れず、微動だにせず、尚も微笑を浮かべながら二人を見つめている。
そんなブリジットを、あざ笑うかの様に剣を振り上げる。
ブリジット「フフ・・・無力とは・・・悲しいものですねぇ・・・」
言葉と共に、口から大量の血が吐き出される。
コーヴァ「・・・そうだな、悲しいものだ」
再度、剣が振るわれる。
顔を思いっきり切られ、後ろに大きく吹き飛ばされる。

ガシャァン!!

実験器具が大きな音をたて壊れる音が、部屋一面に響き渡った。


息が出来ない。何が起こっているのか全然わからない。
心臓が、すごい音をたてながら鳴っている様な気がする。


ヤファ「ブ、ブリジットさん・・・?」
がたがたと震える自分の体を両手で思いっきり押さえつけながら、彼の元へと歩いていく。
左目を切られ、胸元に大きな穴を開け、辺り一面を真っ赤に染めながら、まったく動かない彼の姿がそこにあった。
ヤファ「ブリジットさぁん・・・起きて、起きて下さいよぉ・・・」
泣きじゃくりながら、彼の体をいつも起こす時みたいに、何度も揺さぶる。
わかっていた。目を覚ます事は・・・起きる事は絶対に無いと。
信じたくない。
ただそれだけが、自分をつき動かしていた。
ヤファ「うぅ・・・ぅ・・・」
泣きすする声が、静寂を佇んでいるこの部屋に響き渡る。
コーヴァ「生きている訳がない・・・心臓を貫いたんだからな」
自分を現実へと引き戻す、非情な言葉。
彼は死んだ・・・死んだ・・・しん・・・だ・・・。
ヤファ「う・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ブリジットの胸元に顔を埋め、その耐えがたい感情を爆発させる。
もう・・・いいや
そんな言葉が、ふっと脳裏をかすめた。



ムナック「あ・・・あぁ・・・」
微動だにしなくなってしまった彼。
ムナック帽から発せられる札からも、まったくの活力が感じない。
それはつまり・・・所持者の「死」を意味する。
そして・・・彼を死に追い込んでしまったのは自分の責任。
コーヴァ「月夜花も落ちたな・・・」
ぽつり、そう声を漏らす。
何か、彼に・・・彼の為に何か出来る事はないのか。
このままでは死んでも死にきれない・・・。
コーヴァ「月夜花!」
急に、二人の方に向け大きく怒鳴り散らす。
その言葉に反応したのか、ゆっくりと体を起こしこちらを向く。
そこには、まるで死刑宣告でもされたかの様な・・・生気がまったく感じられない月夜花がいた。
目にも光が宿っておらず、虚ろな目をしている。
そんな彼女を見ながら、口を吊り上げる騎士。
だめ、今捕まってしまってはこの騎士のいい様にされるだけ・・・彼女だけでも、彼女だけでも逃がしたい。
ムナック「月夜花様!逃げて下さい!ここで捕まってしまってはブリジット様も悲しみますよ!」
ヤファ「ぶ・・・ぶりじっと・・・?」
小さい・・・されど、確実な手ごたえのある反応。
少しだけ、希望が湧いた瞬間。
でも・・・現実は、自分を非情にも突き放す形となる。
コーヴァ「うるさい道具だな・・・そうだな、月夜花も落ちたとみて構わないだろう・・・貴様はもう用無しだ」
その言葉と共に、自分の首元にあった腕が解かれる。

ザクッ・・・

激痛と共に、そんな音が聞こえた気がした。
下を見てみると、喉を貫いている剣の先が見えた。
息をするたびに、激痛と共にひゅーひゅーと喉から抜けていく空気の音がする。
不意に、自分を貫いていた剣が見えなくなる。
コーヴァ「ほら、月夜花の所へ行きたいんだろう?手伝ってやるよ・・・」
背中を軽く押し、剣を振り上げる。
ズバッ!
今度は背中に激痛が走る。切られた勢いを抑えられず、月夜花の方へ飛び込む様な状態となってしまう。
ドォン・・・
瓦礫などがある所に、二人一緒に突っ込んでしまう。
ひどい痛みが自分の精神を削っていく・・・でも今は自分の事などを考えている余裕はない。



彼女を逃がす。その為に、まずは虚ろになった彼女を目覚めさせる。
それさえ出来れば彼女の事だ、絶対この騎士から逃げ切ってくれるはず。
意を決したかの様に、ちぎれちぎれになっている意識を繋ぎ止める。
ムナック「月夜花様、私もあまり長く持ちそうにありません・・・よく聞いて下さい」
彼女の両肩を強く握り締めながら、光を宿さない目を一心に見つめる。
ムナック「ブリジット様は、私を守る為に命を差し出しました・・・彼の死は、私の責任です」
急に、目の奥が熱くなる感じがする。
ムナック「ここで、多分私も死んでしまうと思います・・・こうやって、お話をするのもやっとの事ですから・・・」
不意に、血を思いっきり目の前の月夜花に向けて吐き出してしまう。
体を真っ赤に染めながら、反応をほとんどしない月夜花。
こうなった原因が自分だと考えてしまうと、自分を殺してしまいたい感情に捕らわれる。
ムナック「月夜花様だけでも・・・月夜花様だけでも逃げてください・・・」
自分の体を支える事すら出来なくなり、彼女の胸元へと崩れる様に倒れこむ。
ムナック「月夜花様がそうなってしまったのは私のせい・・・どうかお許し下さい・・・」
そう悲願する私の頭を、優しく抱きしめながら頭を撫でてくれる。
まるで、母親に抱かれている様な、そんな安心できる感情が自分を取り巻いていた。
月夜花の顔を見ると、大粒の涙を流しながら自分に不安がらせまいと、一生懸命に笑顔を造る、健気な姿が目に飛び込む。
ヤファ「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
そう何度も呟きながら、涙を流す。
ムナック「よかった・・・これで・・・平気ですね・・・」
安心という二文字が出てきたその時。
コーヴァ「貴様・・・何をしてくれる・・・」



ザクッ・・・!



ムナック「あ・・・」
自分の痛みがする方向を見ると、剣が自分のお腹に深々と突き刺さっている。
どうやら、後ろにいる騎士が自分目掛けて片手剣を投げた様だ。
その光景を見て、顔を蒼白にさせる月夜花。
ヤファ「しっかりして!」
自分の体をまるで壊れ物でも扱うかの様に、丁寧に、されど力強く抱きしめる。
ムナック「す・・・すみません、月夜花様。私も・・・ここまでの様です・・・」
正直、助かる気持ちがまったくしない。意識も、気を抜けばすぐに飛んでいってしまう様な感じがする。
彼女も何かを悟ったのだろう、自分の体をゆっくりと持ち上げると、ブリジットの真横まで運んでくれた。
(ありがとう)
そう言ったつもりだったが、声がまったく出ない。
彼女には、それでも何か伝わったのだろうか・・・にっこりと、笑顔を浮かべてくれた。
そして、自分のお腹に突き刺さる剣をゆっくりと引き抜き、騎士を睨みつける。



長かった・・・自分達が捕まってしまい、仲間が毎日殺されていくのをただ見ているしかなかった日々。
死にたいと何度も願った。ある意味、死んでいける仲間が羨ましいと思った事もあった。
(皆・・・遅れちゃったけど、私も向かうね・・・)
そう思いながら、横を見る。
そこには、まるで寝ていつかの様な錯覚を覚える表情でブリジットが佇んでいる。
彼には本当に迷惑をかけてしまった。
いくら償おうとも、償いきれない。
そんな私を、彼は許してくれるだろうか・・・
もし許してくれるなら・・・もっと、もっとお話とかしたかったな・・・
消え行く意識の中でそう考えていると、不意に頭を撫でられる感触がした。
彼の方を見ると、こちらを笑顔で見つめている。
(私の事は気にしなくていい・・・ゆっくりとお休み)
そんな声が、聞こえた気がした。
彼の顔を見ながら、にっこりと笑いながら、最後の力を振り絞って声を出す。
「ありがとう」と。



つづく




〜あとがき〜
こんちゃっ!春の訪れを刻一刻と感じる時期となった今日この頃、いかがおすごしでしょうか?ブリジットです!
さて・・・し、死んじゃった・・・私(w
戦闘シーンが激しく貧弱なのは置いといて・・・(ぇ
ブリジットが亡くなり、ムナックも亡くなった時、ヤファは一体どの様な行動を取るのでしょうか?
てゆーか長っ!今回内容長っ!w
・・・次回をおったのしみにぃ〜!w
それではまた♪
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